INTERVIEW
若手エースの
クリエイティブな仕事術。
見つめるべきは
不動産ではなく人の心
2017年度 新卒入社 同志社大学卒業
東京本社所属
北野 尚


相手視点に立てば見えるベストアンサー
不動産業界とひと言でいっても、当社は少し立ち位置が異なるかも知れません。大手をはじめ多くの不動産会社は、不動産を「買う」「売る」「仲介する」「運用する」と分業する組織構成になっています。しかし、少数精鋭の私たちのスタイルは、一人ひとりがそれら全てを取り扱うソリューション営業です。プロジェクトにより物件の売主・買主をはじめ、ファンドや個人投資家、行政、エンドユーザーまで多彩なステークホルダーが登場するなか、全員のニーズを満たさなければいけません。そのためには、不動産の知識だけではなく、各々の立場を理解してその視点に立つことが最も大切です。私は、「相手は何を求めていて、私たちはどんな利を提供できるのか」を見極め、言葉の機微まで読み取りながらコミュニケーションを取るように心がけています。多彩なニーズを満たせるソリューションから、そのベストアンサーを導き出すこの過程は、クリエイティブな仕事だと思います。

仕事・プライベートの相乗効果
相手を丁寧に観察しながら、その視点に立って仕事ができるのも、心にゆとりがあるからかも知れません。ほとんど残業がなく、成果に見合う収入を得られる会社の環境に感謝しています。正直、私はがむしゃらに仕事だけしたいタイプではなく、あくまで仕事は人生を豊かにする手段であると考えています。仕事が充実すればプライベートも充実し、その逆も然りだと考えています。昨年結婚をしたので、今まで以上に食事に出かけたり、旅行に行ったり、パートナーとの時間を大切にするようになりました。新卒の頃から趣味で始めたゴルフも今では7年目になりました。昔は月1回と頻度を決めていましたが、金銭的に余裕が出てきた今は、好きなタイミングで回数を気にせずラウンドを回れるのが嬉しいです。最近人生で最も大きな買い物としてハリアーを購入したので、今は納車が待ち遠しいです。

時代を先読み変化する会社のカタチ
皆さんもニュースで聞いたことがあるかも知れませんが、ここ数年不動産市場は値上がりを続けています。そこで当社も数年ほど前から、売買事業に注力することで、これまで以上に売上を伸ばすことに成功しました。今年から来年にかけては、新規事業としてコンサルティング領域であるアセットマネジメント事業も展開予定です。それに合わせて、不動産の証券化業にも積極的に参入していくため、私も新しい知識をインプットしている最中です。時代や市場のニーズに合わせて、会社のカタチも柔軟に変化するため、自分もスキルを磨いていけば自然とキャリアアップに繋がります。それと同時に、今後は後輩の育成にも力を入れたいです。きっと最初は「何が分からないかが分からない」状態だと思うので、ここでも相手視点が役立てばと思います。信念を持ちながらも、幅広いステークホルダーのニーズに対して多様性のあるベストアンサーを導き出せる、そんな素直で柔軟な方が来てくれると嬉しいです。